Foothold Japan · 導入事例の制作会社と費用FHJ · コラム · 2026年7月
導入事例 × 制作会社

【導入事例の制作会社】海外・外資の日本チーム向けの選び方と費用相場

English version: How Much Does a Japanese B2B Case Study Cost? →

Quick answer

取材型の導入事例制作は、国内では1本10万〜30万円程度が目安として紹介されることが多い相場です(日本語のみの成果物が前提)。海外・外資企業の日本チームの場合は、日本語ネイティブの取材と本社向け英語レポートまで含むかで選ぶ会社が変わります。Foothold Japanは料金を公開しており、取材から英語レポートまで含めて月額210,000円(税別)から。この記事では外注先のタイプ・費用相場・選び方のチェックポイントを順に整理します。

導入事例を外注しようと制作会社を検索すると、サービスページは山ほど出てくるのに、肝心なことが書かれていません。いくらかかるのか、誰が取材するのか、そして海外本社に「これは良い事例だ」と伝わる形で納品されるのか。

この記事では、海外に本社を持つ企業の日本チームの方に向けて、導入事例の外注先の選び方を整理します。国内企業向けの一般論ではなく、英語レポートや本社共有まで見据えた「外資の発注」の目線で書いています。制作した事例を英語化する話は、姉妹記事の 導入事例の英語化ガイド をご覧ください。

菅生晃大
執筆者
菅生 晃大(Foothold Japan)

SEO記事1,500本以上の企画・編集・執筆と、導入事例インタビューの制作を手がけてきました。海外企業の日本市場向けコンテンツを日本語ネイティブで制作し、海外本社への英語レポートまで一貫して担当しています。

目次を表示
  1. 導入事例制作の外注先4タイプ
  2. 導入事例の制作費用の相場
  3. 海外・外資チームに必要な3つの追加要件
  4. 制作会社を選ぶ5つのチェックポイント
  5. Foothold Japanの実料金(公開)
  6. 自社で制作する場合の工数と現実
  7. よくある質問
  8. まとめ

導入事例制作の外注先4タイプ

「導入事例 制作会社」で検索して出てくる外注先は、大きく4タイプに分かれます。同じ「導入事例制作」という看板でも、得意分野と成果物がまったく違うため、まずここを見分けるのが出発点です。

タイプ強み注意点(外資目線)
導入事例専門の制作会社取材から公開までの工程が定型化されていて安定成果物は日本語のみが標準。英語レポートは対象外のことが多い
編集プロダクション・フリーランス費用を抑えやすく、書き手を直接選べる取材力と品質が個人に依存。継続時の体制が読みにくい
翻訳・ローカライズ会社英語対応そのものは得意取材して物語を作る工程は本業ではない。翻訳起点だと事例が平板になりがち
コンテンツマーケティング会社戦略や他施策との連動まで見てくれる最低契約金額が大きくなりやすく、事例1本から試しにくい

外資の日本チームの発注でよくあるすれ違いは、「日本語の事例制作」と「本社に伝わる形での納品」を同じ会社がやってくれると思い込むことです。実際には、この2つを一つの工程でこなせる外注先は多くありません。

導入事例の制作費用の相場

国内の取材型の導入事例制作は、1本あたり10万〜30万円程度が目安として紹介されることが多い相場です。幅が大きいのは、金額を左右する変数が多いためです。

  • 取材の深さ(アンケートベースの書き起こしか、60〜90分の対面取材か)
  • 撮影・デザインの有無(写真撮影やPDF化を含むか)
  • 本数(単発か、年間シリーズか)
  • 英語対応の範囲(後述。相場にはほぼ含まれていません)

注意したいのは、この業界では料金を公開している会社がそもそも少ないという点です。サービスページに金額がなく、問い合わせて初めて見積もりが出てくる。外資チームにとってこれは単なる手間ではなく、本社稟議の往復が1回増えることを意味します。

そしてもう一つ。上の相場は日本語のみの成果物が前提です。海外本社が読める英語レポートや英語版の制作は、通常この金額に含まれていません。ここが次の章のテーマです。

海外・外資チームに必要な3つの追加要件

国内企業なら「良い日本語の事例が納品されて終わり」で問題ありません。海外に本社を持つチームの場合は、そこに3つの要件が加わります。発注前にこの3つを外注先に確認できるかどうかで、後の手戻りが大きく変わります。

日本語ネイティブによる取材

導入事例の価値は取材の1時間で決まります。日本の顧客が本音の具体論を話すのは、ためらいを拾い、台本にない追加質問ができる日本語ネイティブの聞き手が相手のときです。「翻訳者がメモから書き起こす」方式では、当たり障りのない平板な事例になりがちです。

本社向け英語レポート

公開した事例について、本社は必ず「何が書いてあるのか、良い事例なのか」を聞いてきます。そのときに全文翻訳を待つのではなく、要点・最も強い顧客の発言・日本の買い手に効く理由をまとめた英語レポートが同時に納品されると、四半期レビューの報告がそのまま済みます。この要件に対応できる制作会社は多くありません。

掲載許諾の設計

顧客への掲載許諾の依頼文に「英語版の作成・海外サイトや営業資料での使用」まで含めておくと、後から英語展開するときに先方の承認をやり直さずに済みます。ここは制作会社側に外資の発注経験がないと抜け落ちやすいポイントです(詳しくは 導入事例の英語化ガイド で解説しています)。

いま制作会社を比較検討中ですか? 御社の状況なら何を確認すべきか、無料で読んでお答えします。1営業日以内に返信・売り込みはしません。

無料相談フォームへ →

制作会社を選ぶ5つのチェックポイント

候補を2〜3社に絞ったら、次の5点を確認します。すべてメール1往復で確認できる内容です。

チェック1・実物の記事を見せてもらう

実績ロゴの数ではなく、公開されている事例記事そのものを読みます。見るべき点は、顧客の発言に具体性があるか(導入前の数字・迷い・決め手が書かれているか)です。きれいだが中身のない「満足しています」型の事例しかない会社は、取材が浅い可能性があります。

チェック2・誰が取材するのかを確認する

営業担当と実際に取材するライターが別、というのはよくある体制です。それ自体は問題ありませんが、取材者の経験と過去記事は確認しておきたいところです。取材の質は会社ではなく人に付きます。

チェック3・英語対応の「実態」を確認する

「英語対応可」の一言は、自社内にバイリンガルの編集者がいる場合と、翻訳会社に再外注する場合の両方を含みます。本社向けレポートが必要なら、誰がどう作るのかまで聞いてください。判断材料として、その会社が英語で発信している実物があるかを見るのが手っ取り早い方法です。

チェック4・料金が明示されているか

見積もり往復の回数は、そのまま本社承認の往復回数になります。料金を公開している、または初回の返信で概算を出せる会社は、外資チームの稟議事情と相性が良い相手です。

チェック5・小さく始められるか

年間契約が前提の会社に、いきなり10本を約束する必要はありません。まず1本を発注して、取材の質・原稿の質・やり取りのスムーズさを確認してから広げるのが安全です。月単位や1本単位で試せるかを確認してください。

Foothold Japanの実料金(公開)

チェック4を自分たちに向けると、料金を公開していない会社の記事に説得力はありません。そこで当社の料金をそのまま載せます(JAサイトの料金ページと同一です)。

プラン月額(税別)導入事例まわりで含まれるもの
Sprint¥210,000導入事例1本を1ヶ月で完結。日本語ネイティブの取材・公開用の日本語版・本社向け英語レポートまで
Growth¥430,000継続の標準形。導入事例をSEO記事・ローカライズと組み合わせたコンテンツ運用
Embedded¥720,000〜取材・許諾管理・本社レポーティングまで、御社のコンテンツ機能として常駐的に運用

全プラン月単位の契約で、いつでも解約できます。1本だけ試して判断していただく使い方(Sprintを1ヶ月)を推奨しています。発注書・NDA・会社概要は本社の承認プロセス向けに即日ご用意します。

本社への説明には、そのまま転送できる英語版の解説記事をどうぞ: How Much Does a Japanese B2B Case Study Cost?(この記事の英語版です)。

自社で制作する場合の工数と現実

外注の判断材料として、自社制作(内製)の工数も載せておきます。以下は当社の実務での実感値です。バイリンガルのマーケターが1人いれば、内製は十分に可能です。

工程実作業時間カレンダー上の現実
顧客への打診・日程調整1〜2時間丁寧なやり取りで1〜3週間
取材準備(下調べ・質問リスト)2〜3時間取材日までに自分のペースで
取材本番60〜90分日本語での対面またはオンライン1回
原稿執筆(日本語)6〜8時間いちばん技術が要る工程
掲載許可の追走実作業1〜2時間先方の社内承認で3〜6週間
本社向け英語サマリー2〜3時間省略されがちですが、省略しないでください

合計でおよそ2営業日分の実作業と、先方の承認を待つ数週間の忍耐が1本あたりの目安です。この2営業日を毎回確保できるなら内製、できないなら外注、というのが正直な判断軸だと考えています。

FAQ

よくある質問

Q. 導入事例の制作費用の相場はいくらですか?

国内では、取材型の導入事例1本あたり10万〜30万円程度が目安として紹介されることが多い相場です。ただしこの相場は日本語のみの成果物が前提で、海外本社向けの英語レポートは通常含まれません。取材の深さ・撮影やデザインの有無・英語対応の範囲で金額は大きく変わります。

Q. 制作会社とフリーランスはどちらに頼むべきですか?

品質のばらつきをどこまで許容できるかで決まります。フリーランスは費用を抑えやすい一方、取材力と編集品質が個人に依存します。制作会社は工程が安定する一方、実際に取材する担当者が誰かは発注前に確認が必要です。海外・外資チームの場合は、どちらに頼むにしても「英語レポートまで出せるか」を先に確認することをおすすめします。

Q. 本社向けの英語レポート付きで制作を頼めますか?

対応できる制作会社は多くありません。国内の導入事例制作は日本語のみの納品が標準で、英語対応は翻訳会社への再外注になるケースが目立ちます。Foothold Japanは日本語ネイティブの取材と本社向け英語レポートを一つの工程として提供しており、月額210,000円(税別)から依頼できます。

Q. 導入事例1本だけの依頼はできますか?

できます。Foothold JapanのSprintプラン(月額210,000円・税別)は、1ヶ月で導入事例1本を取材から日本語版・英語レポートまで完結させる月単位のプランです。月単位契約でいつでも解約できるため、1本だけ試して品質を判断する使い方が可能です。

まとめ

導入事例の外注先は4タイプあり、国内相場は取材型で1本10万〜30万円程度が目安とされます。ただしその相場に、海外本社向けの英語レポートは含まれていません。外資の日本チームが選ぶ基準は「日本語ネイティブの取材」「英語レポート」「英語版まで見据えた許諾設計」の3点です。候補には実物の記事・取材者・英語対応の実態・料金の明示・小さく始められるかの5つを確認しましょう。当社は月額210,000円(税別)からの料金公開でこの基準に答えています。

まず1本から試したい方は、下記の無料相談フォームからご連絡ください。1営業日以内に、書面でお答えします。

まず1本、試してから決める

取材から本社向け英語レポートまで、1ヶ月で1本

Sprintプラン(月額210,000円・税別)は、導入事例1本を日本語ネイティブの取材→公開用の日本語版→本社向け英語レポートまで1ヶ月で完結させる月単位のプランです。いつでも解約できます。